天使のメッセージを聴きましょう
「私たち天使の声を聞くのは、そんなに難しいことではありません。心を開いて、私たちの声に聞き耳をたててください。私たちは大抵、あなたが思っているより、あなたの近くにいます。私たちと会話を始める合図として、あなたは頼みごとを囁いたり、心の中に天使を思い浮かべたりするだけで良いのです。今、この時、あなたが地球で体験している人生に、私たちは心から敬意を払っています。私たちはあなたの人生に干渉することはありません。真実を見通す力がもたらす恩恵と、自分自身を見つめる新しい方法をあなたに伝えるだけなのです」

すべての人が天使の声を、実際に耳で聞こえる声として「聴く」ことができるわけではありません。 しかし、多くの人が、心の中に浮かぶイメージや、感覚や、認識といった、言葉にならない方法で神や天使からメッセージを受け取っています。
神や天使の声を実際に耳で聞くことを「クレアオーディエンス(霊聴:はっきり聞くこと)」と言います。
その声はあなた自身の声のようでもあり、また、他の人の声に聞こえることがあります。 その声はあなたの体や、心の内側から湧き上がってくるかもしれないし、外側から聞こえてくるかもしれません。

車が盗まれそうだと天使が私に警告してくれた時は、男性の声で、右の耳元に、筒のように丸めた紙を持ってきて語りかけているように聞こえました。 1時間後、私はカージャックに遭い、その時も同じ天使が、今度は私のインナーボイス(内なる声)を通じて、どうすれば良いかを語りかけ、私の命を救ってくれました。 私が天使のメッセージを受け取りながら『エンジェルセラピー®』という本を執筆していた時も、心の内外で、そのような声を聞いていました。

あなたもかすかな声を聞いて、何か言われたのだろうか、と思ったことがあるはずです。 そんな時は、すぐに天使に、もう一度言ってくれるように頼みましょう。 例えば、「もう少し大きな声で話してください」というように。 すると天使は、あなたが反応してくれたことに喜び、よりはっきりと、分かりやすい形で助言を与えてくれるでしょう。

最初のうちは、自分の思い過ごしだと感じるかもしれません。 特にあなたが意識して天使とコミュニケーションを取ろうとし始めると、こういったことがよく起こります。

「まさか、これはきっと私の思い過ごしだわ。天使が本当に助けてくれると嬉しいけれど、私のやり方は多分間違っていて、天使は私に気づいてはくれない」と、あなたは思うでしょう。 このような時は、天使を信頼して、任せ、そしてそれを習慣づけることで克服できます。 もし天使を信じる気持ちに確信が持てないなら、神に助けを求めましょう。次のように祈ってください。

「どうか私が天使をもっと信じることができますように。天使を完全に信じられない気持ちを、私は喜んで手放します」

天使を信じようとするあなたの求めに、聖なる宇宙は必ず応えてくれます。 天使の声は、あくまで優しく、励ましに満ちています。 差し迫った危機や、道の誤りを警告する時でさえ、そうなのです。

サイコセラピスト(心理療法家)であった私は、不思議な声を聞くこととは、精神異常の兆候であると教えられました。 しかし、「狂気」と直接結びつくのは、エゴ(自我)の発する声なのです。 エゴが発するメッセージは常に破壊的、虐待的で、衝動的です。

例えば、エゴの声は、あなたを失敗に導こうとするかもしれません。 またエゴの言うことには一貫性がなく、月曜日にはこうせよと言い、火曜日にはああせよと言い、水曜日にはまったく別のことをするように言ったりします。 あなたがエゴの声に耳を傾ければ、人生は混乱し、恐れに満ちたものになるでしょう。

それに比べ、天使の声は、私たちがその助言に気づき、受け入れるまで、辛抱強く来る日も来る日も、メッセージを送ってくれます。 例えば、あなたは素晴らしいヒーラーや作家になるだろうと、天使が長年に渡って言い続けることもあります。 あるいは、もっと体を大切にしなさいと、繰り返しあなたに言っているかもしれません。

もたらされるメッセージが愛に満ちて、的を射ていて、あなたや家族を傷つけることがなく、内容が一貫していれば、それは天使からのガイダンスなのです。

クレアオーディエンスは、これから述べる、天使のサポートを受けるための4つのコミュニケーション方法の一つに過ぎません。
天使は、映像や、心の中に浮かぶイメージを通じて語りかけることがあります。 これを「クレアボヤンス(透視:はっきり見ること)」と言います。
天使のメッセージは、スナップ写真のようなイメージとして、心の中に浮かぶ場合もあれば、外側で見える場合もあります。 あるいはまた、映画の一場面のようなディテールまではっきりしたイメージが見えるかもしれません。

イメージは、モノクロの場合もあれば、カラーの場合もあります。 天使がイメージを介して伝えるメッセージは象徴的な意味合いを持っています。 例えば、休息を取ったり、生活のペースを落としたり、今行っていることを止めた方が良いという印に、ストップサイン(一時停止の道路標識)のイメージをあなたに見せたりします。

直観的に、そのイメージが何を意味するかすぐに分かるかもしれません。 例えば、トロフィーのイメージが浮かんだら、あなたは直観的に、成功が待ち受けていることを知るでしょう。

イメージを介して送られてくる天使のガイダンスがよく理解できない時は、助けを求めましょう。 もっと分かりやすく教えてくれるように天使に頼み、あなたがその意味を確実に理解できるようになるまで、繰り返しメッセージを送ってくれるように頼みましょう。

時に私たちは、恐れから、天使とのコミュニケーションの経路を閉ざしてしまうことがあります。 恐れを抱かせるような未来のひとコマを見るようなことがあれば、第三の目を閉じることによって、クレアボヤンス(透視能力)を封じてしまうかもしれません。

私のクライアントであった少女は、将来、両親が離婚するというビジョンを見て、透視能力を閉ざしました。 別のクライアントは、自分が妻子ある職場の同僚と不倫関係に陥っているところを予見して、第三の目を閉じました。 そして、真実に目をつぶって、その同僚とこれまで通り職場での交流を続けることを選びました。 また、別のクライアントは「転職するように」と、度々助言する天使の声を聞きましたが、無視しました。 というのも、仕事の変わり目の時期に、神が物質的なニーズを満たしてくれるということを、信じられなかったからです。

見たくないものを見せられるかもしれない、と恐れている場合にも、透視能力が閉ざされる可能性があります。 自分の目で実際に天使を見たいと思う気持ちと同じぐらい根強く、「幽霊」を見たらどうしようという恐れが心の中にあるかもしれません。

けれど、天使は、あながそのような恐れを持つことも理解しています。 天使を見た時に感じるのは安らぎであって、恐怖ではないとあなたが確信するまで、あなたが天使の姿を見ることはないでしょう。
天使のメッセージを受け取る第3の方法は、感情や、身体感覚によるものです。これを「クレアセンシェンス(霊感:はっきり感じること)」と言います。 霊感のある人は、顎や、握りこぶしや、腹や、下半身がギュッと引き締まるような、身体感覚を通じて聖なるメッセージを受け取ります。
そのような人は、それぞれの身体感覚がどのような意味を持っているかを直感的に知っています。 また、気圧や室温の変化から、ネガティブな状況を察知することもあります。

私たちの五感のそれぞれに対応する霊的な感覚があります。 霊感のある人は、嗅覚、味覚、触覚というほのかな感覚を通じて天使のメッセージを受け取ります。

亡くなったおばあさんがいつも付けていた香水や、好きだった花の香りがふと漂った時、おばあさんがそばにいることをあなたは知るかもしれません。 また、天使があなたの部屋をかぐわしいオレンジの花の香りで満たし、あなたがまもなく結婚することを告げてくれるかもしれません。

霊感のある人は、直感や、ガッツフィーリング(身体感覚)や、予感を通じて多くのガイダンスを受け取ります。 直感の多くは、お腹の辺りから湧き上がり、メッセージの内容に応じて、お腹の辺りがそわそわしたり、リラックスしたり、ギュッと締まったりするように感じます。 霊感のある人は、そのような身体感覚が持つ意味を本能的に理解でき、賢明な人は、そうした内なる指示にためらうことなく従います。

霊感のある人は心や愛情から受け取ることもあります。 何かしようと思った時に何とも言えない温かい喜びの気持ちが広がってくるようなら、神や天使がそうするようにと告げているのです。

「まさか。私は夢を見ているだけだわ」と、あなたは思うかもしれませんが、あなたが「そうしよう」と思って行動した時の喜びは、あなたが進むべき運命づけられた人生へとあなたを導くロードマップのような役割を果しているのです。
天使とコミュニケーションをとる第4の方法を「クレアコグニザンス(霊知:はっきり知ること)」と言います。
霊知が備わった人は男性に多いのですが、自分が神や天使から、正確で詳しい情報をごく当たり前のように受け取っていることに気づいてさえいない人が多いようです。

霊知を備えた人に、何かを尋ねると、事実や数字に裏付けられた正確な答えがすぐに返ってくるでしょう。 「どうして分かるの?」と聞くと、「分からない。2~3分前には、そんなこと知らなかったのだから」とその人は言うでしょう。

霊知を備えた人は、自分がどのようにして知るのかは分からないのですが、とにかく知っています。 それゆえ、自分の知っていることが正しいかどうか疑うこともあります。 しかし、疑うのは誤りです。 なぜなら、神の叡智が私たちの心に届く時、それは、私たちへの贈り物であり、それをもとに私たちは、人生をよりよいものにし、世の中に貢献することができるのです。

私たちは誰でも、これまで述べてきた4つの方法を用いて天使と対話することができます。 これでほとんどの人が、天使のメッセージを受け取ることが可能でしょう。 方法としては、主要な方法を一つと、感覚的にやや劣る二次的な方法を使うと良いでしょう。

また、トレーニングをすれば、どの方法でもメッセージを受け取ることができるようになります。 ただ、天使と対話し始める当初は、たいていの人が、自分が慣れているコミュニケーション手段を使うようです。

もともと視覚タイプの人は、心の中に浮かぶビジョンを受け取りやすいでしょう。 聴覚タイプの人は、心の内外から聞こえる音や言葉に注意すると、メッセージを聞き取るでしょう。

触覚やフィーリングで感じ取るタイプなら、自分の感情や身体感覚をコミュニケーションの手段として、神のガイダンスを受け取ります。

そして、知的なタイプや、どんなものにも隠れた意味を探ろうとするような人であれば、「分かる」という天とつながった瞬間に心に浮んだ考えに着目すれば、確信を持って行動できるようになるでしょう。
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